住友生命保険が余命問わず生前給付の特約を販売


住友生命保険は2007年10月15日、がん患者が治療で回復が見込めなくなった場合に死亡保険金を生前に請求できる「
がん長期サポート特約」を10月29日に発売すると発表しました。余命を問わずに保険金を前払いする特約は生保業界で初めてで、これにより、生前給付の対象者が2~3倍に増加すると見込まれています。


各生保は、医師から「余命6ヶ月以内」と診断された場合に死亡保険金を前払いする「リビング・ニーズ特約」を販売していますが、医療技術の進展によって治る見込みがないまま数年にわたって生存するがん患者が増加しているのが原状で、住友生命によると、住友生命の契約者でガンの転移が見つかった患者のうち、6ヶ月以内に死亡したのは36%だったのに対し、5年以上生存した患者は21%に上っているとのことです。


そのため治る見込みがないまま数年に渡って生存した場合、仕事も出来ず、治療に多額の費用がかかるため生存中に死亡保険金の受け取りを望むケースが絶えませんでした。そこでこの
がん長期サポート特約を付加すれば、ガンと診断され、治る見込みがない場合は余命6ヶ月以内でなくても死亡保険金を生前に受け取ることが可能で、保険金を治療費や生活費に充てることができるようになっているのです。


この
がん長期サポート特約では、ガン患者が外科手術や放射線治療、薬物療法など一連の治療を受けたにもかかわらず、医師から治る見込みがないと診断された場合に死亡保険金を生前に請求することが出来、請求の際には、治療の経緯や治癒の見込みなどを記した医師の診断書を同社に提出する必要があります。


住友生命保険では、「リビングニーズで手に負えなかったケースを解決するために開発した。これにより、総合的ながんへの備えを提供できるようになる」と話しています。


平成19年10月16日・FujiSankei Business i. より一部引用


近年、分けの分からない特約が増えたために、保険金の不払い問題などの大きな原因となっていましたが、この特約は多くの方が望んでいた特約ではないでしょうか?


治る見込みがないまま生かされていると、お金だけがなくなっていき、本人だけでなく、家族にとっても経済的負担が非常に大きかったのは事実ですからね。


この特約によって治る見込みがない患者でも生前に保険金を請求、受け取ることが可能なので、残りの人生を少しは楽しめるようになるかもしれませんね。




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