逓増定期保険


逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは、保険料は全期間を通じて一定ですが、保障額を最初は低めに設定し、保険期間の経過により、一定の割合で増えていく定期保険です。

-逓増定期保険の特徴-
逓増定期保険は、個人で加入することは少なく、基本的には法人が役員や従業員(これらの者の親族を含む)の死亡退職金や弔慰金、通常の退職金の準備のために利用されている定期保険です。

また逓増定期保険は、途中解約しても解約返戻金(解約払い戻し金)があり、さらにその割合が高いので節税対策などにも利用されていますが、保険加入の主目的が節税の場合、保険料を損金に算入すること自体が否認されてしまう場合がありますので注意が必要です。

税務上、逓増定期保険として取り扱われているものは、保険金額が5倍までの範囲で増加する定期保険のうち、保険期間満了時の被保険者の年齢が60歳を超え、かつ、加入時の年齢に保険期間の2倍に相当する数を加えた数が90を超えるものとされています。

-逓増定期保険のメリット-
・保険期間が長期
・貯蓄性が高い
・保障性が高い
・途中解約しても解約返戻金があり、さらに割合が高い

-逓増定期保険のデメリット-
・通常の定期保険よりも保険料が割高
・定期保険であるため、満了時には満期保険金がない
・契約当初は保障額が低い


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